第5章 第5章
長谷部が何か言おうとしたのを遮って
光忠が私の背中を支えながら起こしてくれて
清光は私にいっぱいついている白い毛をはらってくれた。
長谷部「…(プルプル)……貴様等!!俺が話しているところをさえぎりよって!押し切られたいのか!!!、」
清光「まあまあ、主が無事だったんだから良いんじゃない?」
燭台切「そうだよ。長谷部くん。」
長谷部「む…確かに……と、とにかく、主を脅かしていた物体はいったい何だったんだ??…コレは!」
清光「なになに??あれ?コレって鳴狐のお付きの狐?」
皆がまじまじと見て、モゾモゾと動くそれの正体を暴いた。