第4章 第4章
燭台切は刀だけど…
私の頭を撫でてくれる手はとても暖かかった。
先ほどまで思い出したくないコトを夢見てたなんて消し飛ぶくらいに燭台切の手はとても暖かく…優しかった。
『燭台切の手…とっても、あったかi…グスっ…(涙』
そんな優しい手に私は何故か涙が溢れていた。
燭台切「…何か辛いコトがあるなら僕が…いや、僕達が話を聞いてあげるし、主の味方になってあげるから…コレからは僕らをもっと信じて」
急に泣いた私に一瞬戸惑った燭台切だったが、すぐに優しい笑顔になり宥めるように優しく抱きしめてくれ背中をさすってくれる。
そんな燭台切に私は涙がどんどん溢れた。
『うん…うん…ありが、グスっ…とう。』