第3章 第3章
『ありがとう、燭台切…さん』
燭台切「光忠でイイよ主。僕は近侍だし、コレから一緒に暮らして行くしね。さぁ、たくさん食べてね」
燭台切が美味しそうなご飯をお皿によそって私の前に置いてくれた。
『うん。いただきます。……美味しい!』
燭台切「そう言ってもらえると嬉しいよ。」
次郎「はいはい!主、いっぱいどーぞ」
ご飯を食べていたら、燭台切と私の間に次郎が割り込んで来たかと思ったらお猪口ではない湯飲みくらいの大きさのコップにお酒が溢れそうなくらい入れて渡してくれた。
『あ…えっと、ありがとうございます』
正直に言えば私はお酒をほとんど飲んだコトがない。だから少し躊躇ってしまったが…ココで飲まないと空気の読めないやつ…と思われるのが怖くてコップを受け取った。
『いただきます…ゴク…』