第3章 第3章
ビクっ⁉︎…
あまりにも大きな声だったので、つい驚いてしまった。
そんな私と声がしてきた方を見て和泉守が笑っている。
和泉守「はっはっは、主は面倒くせぇ奴に捕まりそうだな。」
堀川「そうだね…主さん健闘を祈ります。」
2人のそんな言葉に若干恐怖を覚える私だった。
清光「主…がんばって」
安定「いってらっしゃい…」
さっきまでワイワイとおしゃべりしてた2人も急に暗い雰囲気になって更に恐怖…
『そ…そんなに恐ろしいとこ…行ってきます…』
しぶしぶ立ち上がり呼ばれた方に向かっていく。
そのテーブルには先ほどまで一緒にいた燭台切光忠、鶴丸国永、大倶利伽羅の伊達組と太郎太刀、そして私の事を大声で呼んだ次郎太刀がいた。
次郎「あ!やっと来たわね!もう待ちくたびれたわよー」
『ご、ゴメンなさい…清光達との会話が思いのほか盛り上がったのでつい話し込んでしまって…汗』
燭台切「主、大丈夫だよ。のんびりと飲みながら待ってたし、そこまで遅くもなかったよ。」