第3章 第3章
清光・安定「「ホント!」」
『う、うん!約束ね』
2人の声がハモっていて少し面白かった。
私は両手の小指を出して指切りをしようとした。
するとご機嫌な2人がそれぞれ右は清光、左は安定と私の小指に自分達の小指を絡めてきた。
「「『ゆーびきりげんまん、嘘ついたら針千本のーます。指切った!!!』」」
3人で元気いっぱい指切りをしている姿に和泉守と堀川は微笑ましそうに見ていた。
私もとても楽しくってついケラケラと笑っていた。
すると…
?「ちょっとーー!主はまだなのー!」
少し離れた所から、スゴイ大声で私を呼ぶ声がした。