第3章 第3章
堀川「それにしても本当に主さんが来てくれて嬉しいですね兼さん!」
和泉守「あー、そうだな。そうだ主せっかくだから俺に酌してくれねぇか?」
『はい!喜んで!!!』
和泉守に言われて私はササッと和泉守の横に行きお酌をした。
安定「ちょっと!兼さん!主をお酌に使わないでよ。」
和泉守「ん?イイじゃねぇか減るもんじゃあるまい。」
堀川「まあまあ、兼さんは主さんがきて嬉しいんだよ。だから、今日は見逃してあげて」
お酒を飲みながら答える和泉守に不満げな安定、それをやんわりと宥める堀川。3人のそんな会話にホッコリしている私を清光が隣からジーっと見ていた。
『な、何??清光…さん?』
清光「さんはいらないよ。いや、主って爪紅つけてないのに爪がキラキラしてるなって思ってさ。」