第2章 第2章
陸奥守「ぷ…くくく……そいつはええのー。主にお酌されて潰れるなんて羨ましいもんじゃ」
山伏「陸奥守の言う通り。ですから、主殿は気にするなかれ。」
蜻蛉切「そうですよ。主にお酌をしてもらえるなんて喜ばしい事です。」
必死に謝った私とは対照的に皆は可笑しそうに笑っていた。
陸奥守「そーじゃ、山姥切だけズルいぜお。わしにもお酌してくれるか?主。」
『あ、はい!喜んで!!』
山伏「では、拙僧は兄弟を運んでくるか」
そう言って山伏が山姥切を担いで広間から出ていった。
私は陸奥守や蜂須賀にお酌をしている。
清光「ねぇー…まだ主来てくれないの??」
急に清光がやって来て後ろから私に抱きついてきた。