第2章 第2章
お猪口がいっぱいになるのを見計らってお銚子を戻した。
山姥切「いただく。」
静かにお猪口からお酒を飲む山姥切
少し顔を上に傾けた時に布で隠れていた
金髪と瞳が見えて私はつい…
『…きれい。』
山姥切「綺麗とか言うな…俺は写しなのだから」
本音がポロっと溢れてしまった
それが山姥切に聞こえていたようで、すぐに反応してきた。
『あ、ご、ごめんなさい。…え、えっと…どんどん飲んでください。汗』
焦った私は山姥切のお猪口に更に更にお酒を注いでいく。
山姥切「お、おい。そろそろ…げんかi…」
バタッ!!!
目をグルグル回して山姥切が後ろに倒れこんだ。