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第33章 episode0


正月が終わると、皆が戻ってきて、また騒がしい生活が始まる。
そんな中、赤葦から1つ頼み事をされた。

どうやら、地方にいる後輩が東京の大学を受けるらしく。
こっちに来ている間は泊めて欲しいとの事。

その話をしている時に、後輩らしき人の名前に木兎もクロも反応していたから、きっと皆の知り合いだ。
それなら、変な人じゃないだろうし安心出来る。

了解して、その日を迎えた。

住所は伝えたらしいから、場所は分かるだろうし迎えはいらない、との事だけど、問題は…。

木兎が、ノリノリで歓迎会の準備をしちゃった事だな。

「試験を受けに来るのに、宴会をしている暇はないと思うよ。受験生ってピリピリしてるだろうから、騒がしくするのも禁止!」
「えーっ?久々にツッキーに会うんだぜ?これくらい、いいだろー?」
「ダメ!しかも、赤葦より下なら未成年でしょ!酒を用意するな!」

ちょっと強く言ったら、木兎がしょぼくれていた。
赤葦が来て以来、何回も見ているから慣れたもので、木兎は放って片付けをしていると。

インターフォンの音が聞こえた。
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