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第33章 episode0


変な事を言った自覚はある。
でも、赤葦は理解してくれて。
更には、家族ごっこにノってくれると言う。
理解してくれる人間なんか、あまり居ないと思っていたのに。
身近になった人が解ってくれるのは嬉しい。

最高のクリスマスプレゼントを貰った気分だ。

「有難う。」
「どういたしまして、お姉さん。」

嬉しい気持ちを外に出すと、返ってきた耳慣れない呼び方。
家族設定なら、間違いなく私は赤葦の姉になる訳だけど、そこまでノらなくても良い。
呼ばれ慣れないから、違和感がある。

「いや、呼び方は前のままでお願い。」
「…では、きとりさん。」
「前のまま、だから名字で良いって。名前で呼び合うイイ歳した男女って深い仲みたいで、周りに勘違いされそう。
木兎とか、そういうのに限って気付いて騒ぎそうだし。」
「名字で呼ぶのは、気持ちが遠い気がしませんか?呼び合うと、そう見えるなら、きとりさんが名字呼び徹底して下さい。」

赤葦は思っていたより頑固で、譲ってくれる気はないようだ。

まぁ、木兎やらクロにからかわれるのは分かった上でやっていそうだし、お姉さん、よりはマシだから許す事にした。
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