第15章 ゲーム
その後、何回もゲームを繰り返し、何故か命令に被弾するばかりで王様になれない黒尾さん。
命令は過激になっていって、きとりちゃん含む全員とキスまではしてしまった。
他の人も男同士だろうが、させられていたので断る事も出来ず。
木兎さんに至っては舌まで入れてくるし、アンタ好きな人としかしないんじゃなかったのか、とか突っ込みたくもなった。
服に手を入れたり、首筋とか耳を舐めたり、内容はどんどんと下の方向にいっている。
そろそろ止めないと本格的に危ない。
何回目かも分からない、カードを引いた時、黒尾さんが高々と手を上げた。
「俺が王様だ!」
「やっと終わる…。」
「もう眠いから早く命令して。」
「ラスなんだから盛り上がるの頼むぜー!」
あの、木兎さんでさえ最後宣言している。
皆も付き合いきれなくなっていたようだった。