• テキストサイズ

【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第10章 副政務官


セリシアside


「ふー・・・。」

体が固まったのか、ボキボキいう。
ずっと机に向かうって、大変。

「お疲れ様です。」

「いえ・・・。」

「仕事の方は、できそうですか?」

できそうっていわれても・・・。
あ、そうだ。
気になってることがあるんだった。

「まあまあ。・・・それよりジャーファルさん、聞きたかったことがあるんですけど。」

「なんですか??」

仕事はまだ数時間しかやってないけど、気になってたことがある。

「文官の方たちは優秀ですね。ほとんど良いものばかりです。」

「はい。ですが、ダメなものもあったでしょう??」

それはそうなんだけど。
でもそうじゃなくて。

「どうして私が副政務官なんですか??」

「…どういうことでしょうか?」

どういうことかって・・・。
そんなの、決まってるのに。
/ 511ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp