• テキストサイズ

【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第10章 副政務官


セリシアside


「やめてください。」

「うう・・・っ!!」

時間なさすぎだろ!?
全部終わってないよ。
何枚いけたっけ・・・。

「・・・全部は無理ですか・・・。」

「当たり前じゃんか!!無理だっつーの!!」

わめく。
ため口だけどそんなのはどうでもいい。

「逆にこれを1時間でやれるやつなんて!!」

「私はやりましたけど。」

・・・うそでしょ。
いやいや、マジなの?

「うそをつく意味がありませんので。」

そりゃそうだ。

「っていうか、これなんなんですか!?」

「え??知力テスト・・・でしょうか。」

「はあ!?」

「セリシアさん、秘密事項が多いようなので、じゃあテストしようと。シンと話し合ってのことですので。」

うわー・・・。

「・・・セリシアさん、16歳だったんですね・・・。」

「え?私言ってないよね・・・。」

「シンが教えてくれました。」

ため息交じりに言うジャーファルさん。
っていうか、シンドバットさん、言ったのかよ。
まあ、別に年ぐらいいいか。

/ 511ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp