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【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第10章 副政務官


セリシアside


「セリシアさん、すこしよろしいですか??」

食事後、ジャーファルさんに呼び止められた。

「はい、イイですよ。」

「では、こちらへ来てください。」

そう言われてついていく。
行ったこともない場所だった。

「ではセリシアさん、突然になるのですが、これをすべて解いてください。」

「・・・え??」

渡されたのは、紙。
多いな。
2、4、6、8・・・え、15枚。
多くないか!?

「ああ、書くものも用意しておきました。」

渡された羽ペンはすごいきれい・・・。

「制限時間は…まあ、1時間ほどでしょうか。」

い、1時間!?
15枚全部裏表なのに!?
えっと、1時間は60分だから・・・。
1枚4分!?
一面を2分!?
A4サイズの紙。

「いや、無理でしょ!うそでしょ!?」

「いえ、本気ですが。」

マジか。
っていうか、ホントに突然だな。

「では、始めてください。」

「うわっ!」

やばい、とりあえず解こう。
ひたすら、早く!!
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