• テキストサイズ

【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第9章 嫉妬??


セリシアside


「はー、はーっ。」

は、走った・・・。
いったいどのくらい走ってた??
昼は食った・・・食べた。
そのあとすこし休憩して、ずっとか。

「・・・やば・・・。」

のどが半端なく乾いた。
そして体の節々が悲鳴を上げそうになっている。
あー、明日筋肉痛にならないといいけど。

「・・・セリシアさん?」

突如声がして顔を上げる。

「ジャーファルさん。」

どうしてここに?とすごい思う。
するとそれを感じ取ったか、話す。

「シンが探してるんですよ。」

「王様が??」

「まあ、荷物が届いたとかで。」

ああ、タンスとかのことか。

「ありがとうございます。」

「あ、いえ・・・。行きましょうか。」

「はい。」

この人が見つけてくれてなんか嬉しいなーと思う。
探してくれて嬉しいな。
王が探してたとはいえ、女官からそれをきくかも知れなかったし。
・・・なんか嬉しいわ。
/ 511ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp