• テキストサイズ

【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第8章 慣れよう。


セリシアside


「ああ、やっぱり。何歳だと思いますか??」

さっきまで恥ずかしかったけど、今はそうもない。
けっこう冷静にいられる。

「え?・・・12~3・・・??」

まじか。
もしかしたら最低年齢いったかもしれない。

「・・・はあ。」

何とも言えないため息。
この人、私のことそんなに小さく思えているのか。

「いくつなんですか??」

「考えてみなさい、まったく。」

すこし年をとったら、若く見られるのはいいかもしれない。
けど!!
今は16!!
若すぎだし、幼いって意味だし!!

「え、教えてくれないんですか!?」

「教えません!」



―――――――――――――――――
その頃、すこし開いたセリシアの部屋のドアのそばでは・・・。

「えーと、これ入っていいと思うか??」

「うーん。微妙・・・。」

「でも、そろそろ入らないとジャーファルさんが変な方向に行きませんかね??」

「やー、ジャーファルさんは大丈夫でしょ。こんなことで赤面してるくらいだし。」

「まあ、本人たちは気持ちに気づいてもいない鈍感だからな。」

ピスティ、ヤムライハ、シンドバットがそろいにそろって入るタイミングを逃していた。
/ 511ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp