【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第8章 慣れよう。
セリシアside
「似合ってて可愛いです。でも、その・・・。他の男性には見られない方がいいかと思って…。」
唖然とする私。
えっと、どういうこと??
「・・・似合わないですか?」
「そうじゃないんです!!」
似合わないかと聞くと、全力で否定するジャーファルさん。
どっちなんだろ・・・?
「えっと、分かるように説明してください・・・。」
「あのですね・・・。大人的な言い方をするとですね、さそってるようにとらえられるかも…。18禁なワードですけど・・・。」
・・・さそってる??
えーと、・・・エロいとかそういう意味…??
「わかんないですよね。えーと、その・・・。」
必死に言葉を探すジャーファルさん。
・・・意味、分かります。
16歳の頭をなめないでほしい・・・。
あ、この人は私を何歳と思ってるんだ??
まあ、いっか。
照れながら必死に考えるジャーファルさん、なんかかわいい。
「他の人に襲われるかもって思って。」
それが答えですか。
・・・意味、エロいな。
たしかにR-18なワードな気がする。
「ああ、何と言えばいいかわかんないですけど!!」
「あー、一応なんとなくわかるんで大丈夫です。」
「そ、そうですか・・・??」
あれ、なんか動きが止まった??
「・・・失礼ですが、セリシアさん、いくつですか・・??」
ほら、きた!!