【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第8章 慣れよう。
ジャーファルside
部屋に行くと、とりあえず、というように着替えに入った。
すると、見計らったようにピスティとヤムライハがシンに向かっていった。
「王よ、すこしお話があるんですが。」
「ん、なんだ??」
「ここでは少し・・・。」
「今じゃなきゃだめなやつか??」
「「それはもっちろん!!」」
二人はシンを連れてそこを離れて行った。
行く前にピスティが思いっきり笑ってきたが、あれはいったい??
けっきょく、そのばで待つのは一人、私だけになった。
すると、そこでドアが開いた。
「・・・あれ、皆さんは??」
「なにかお話があるとかで…。」
「そ、そう・・・。あの、着替え終わりました!」
彼女は、出てこない。
なんだか、こっちも照れてくる。
「えっと、みせてもらっても、いいですか??」
「あ、はい!・・・どうぞ。」
あ、部屋からでずに中に入るのか。
それで中に入ると、セリシアさんは普通に服を見せてくれた。
「あ・・・。」
そこには、赤面になりながらも、服を見せようとする彼女がいた。