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【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第8章 慣れよう。


ジャーファルside


夕方になってきました。
いつも通り仕事をこなし、今日はシンにもちゃんと仕事をさせることもでき、無事な一日でした。
女子三人は買い物に行ったまま、まだ帰ってきてませんが…。
それにしても、一応国のお金が元なので、使いすぎないといいのですが。
ヤムライハとピスティにそそのかされなければ大丈夫でしょう。

「お、ジャーファル。」

シンがやってきました。

「お前、夕日見てたのか。」

「はい。」

「セリシアたちが帰ってきたぞ。」

では、見に行ってみますか。
シンと共に行くことに。

「どんなのを買ったんだろうな。」

「さあ。お金を使いすぎてないといいですが。」

シンを少しにらみながら言う。
苦笑された。
そして女子三人のところについた。

「あ、シンドバットさん、ジャーファルさん。」

いつものように帽子をかぶった彼女は、袋をいくつか持っていた。
いったいいくら使ったんだ、と思いながらも、まあいいか、と思えてくる。
あれ、矛盾してる。
んー??
と考えるも、考えは中断された。

「あの、買ったもの部屋に置いてきますね。」

「あ、私たちも手伝うよ。」

「そうそう。家具は明日届けてくれるけど、先に掃除とかしておかないと。」

ああ、そうか。
彼女の部屋にはベットとイスと机のセットしか置いてない。
それも買ったのか。

「うん。・・・でも、服着てみたいかな・・・。」

「ああ、そうね。」

「せっかくだし、そこの二人に見てもらったら??」

「あ、じゃあお願いします。」

全員で(その場にいた全員)、セリシアさんの部屋に行くことになった。
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