【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第8章 慣れよう。
セリシアside
なんとシンドバット王が買い物を許可してくれました!!
それも、ある程度はお金出してくれるって…。
「ありがとうございます!!」
そんなことを言ってくれるとは思わなかったから、ちょっとびっくり。
でも、楽しませてもらおう。
で、今は宮殿の外。
ここにきてから、久しぶりに外に出たな。
「・・・で、どこに行けばいいの??」
二人は特に特別な格好はしていない。
そういうもの?と思うけど、他に服がないのは困るから、買わないとね。
「こっちだよー。」
ピスおねえちゃんが率先して連れて行く。
ついていくと、商人たちのたくさんいる道通りだった。
で、連れてかれるままお店らしきところに入る。
「んー、どれが似合うかなー。」
「セリシア、こんなのはどう?」
「うーん・・・なんか派手すぎない??」
ヤムお姉ちゃんが見せてきたのはなんかカラフルな服。
布面積、他の服よりすこし少なくないか??
・・・気のせいかはわかんないけど。
「えー、ヤム、セリシアはそんなに派手なのは似合わないよ。」
「えー、そうかな・・・。」
どうやら、そういう見る目はピスおねえちゃんのほうがありそうだ。