• テキストサイズ

【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第30章 ハッピーエンド


セリシアside


「よう!元気にやってるかー!?」

「う!」

頭をぐしゃぐしゃっとするのは師匠。
力が強すぎて痛いよ。
今は帽子かぶってないんだもん。
・・・かぶってこりゃよかったかな?
でも服装があの黒いワンピだからなあ・・・。

「なんだよ・・・。もっと飲めよ!」

「飲まん!!」

こればっかりは固くお断りだ。
残る体力をもってその片手の酒から逃れる。

「師匠に飲まされてどうなったか忘れたんですか。」

あきれ半分に言う。

「またジャーファルさんに怒られますよ。ってか、師匠今禁酒じゃ!?」

「あーいいよいいよ。ジャーファルさん今いないし。」

そういえばと周囲を見る。
確かにいない。

「全く・・・。飲むなら飲むで、私を誘わないでください!第一、あなたの飲む酒が減りますよ。」

「それもそうだな。」

そう言ってようやく離れてく。
ありゃ絶対酔ってるね。
まあ飲まされなかっただけまだマシにしようか。2
/ 511ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp