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【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第26章 手紙


ジャーファルside


「暴走・・・。」

「ジャーファル?」

今、何かを思い出した。
何だっけな、暴走って・・・。

―――――なんか髪切ると魔力が自分含めて周りも暴走するとか言われた気はしますけど―――――

そうだ。
思い出した。
前に、髪の話をした時のことだ。
でも、その話の内容からすれば・・・。

「シン・・・。ちょっと、試してもいいですか。」

「何をだ?」

「ちょっと、近づきたいんです。それと、もし何かあったら、逃げてください。」

やるしかない。

「・・・何をする気だ?・・・死ぬ気じゃないよな?」

「もちろんです。」

シンは何かを考えたようだったが、指示を出した。
どちらにせよ、もう意味がないと思ったのだろうか?
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