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【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第24章 リ・ボーン・ゲート


セリシアside


『ちょっとは、勝手だと思わない?』

「うん、思った。勝手に話して勝手に切って、勝手に呼んで。ごめんね、シロナ。」

『我はいいよ、別に。デアルがどうかはわかんないな。きっと怒るだろうね。』

そう・・・かもね。
あの後、やろうとしたあることをやって、シロナを呼び寄せた。
言葉では説明できないけれど、私は呼び方を知ってた。
これも、術がとけたからなんだろうね。

「シロナ。これが私の出した最善の答え。もしも巫女姫に会えたら、聞いてみてくれない?これでどうだって。」

『我は多分会えないよ。…でも。いいんだね?死ぬかもしれないそのゲートを開くんだね。我は力を貸すことしかできないからね。』

私は、リ・ボーン・ゲートをやることを決めた。
これを開けば、私は魔力切れで死ぬだろう。
だけど、死なないために、今までの巫女よりも魔力を大量に先に補給しておく。
そのために、シロナがいてくれた方がよかった。
それで呼んだんだ。
一応私は魔力多めの魔導師なんだけど、多分足りないから。
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