【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第21章 戦争終了まで
セリシアside
「・・・はい。」
さっきと違って、素直に受け止められた。
やっぱり、さっきはおかしかったんだね、私。
「・・・わかりました。」
デアルも受け止める。
っていうか・・・。
「ジャーファルさん、お母さんみたいですね。」
「え!?」
デアルが代弁してくれた。
「なんていうんだろ・・・。なんか、そんな気がしたんです。」
「それ私も思った。なんでだろうね?」
素直に答えると、ジャーファルさんはいくらか気まずそうな顔で・・・。
「・・・それ、前にも言われたことあるんですけど・・・。これ、どう受け止めればいいんでしょう?」
ほ、ほめ言葉・・・ではないか。
んー・・・。
こういう時は、だ。
「じゃー、終わらせよう、うん。」
無視して話題を切り替える!