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【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第20章 戦争開始


セリシアside


「ピス姉、ありがとう。」

声をかけてきたのはピス姉だった。
これ以上できることはないように見えたらしく、お得意の鳥さんにのって上から見たらしい。
そしたら偶然一緒に。
で、海賊が来た方の方角をヤム姉に頼んで反対側、予想した方角に来たようだ。

ふわっと鳥が地面に降り立つ。
そこは国民のすぐそば。

「こっち側に敵さんが多かったからね。こっちで守るのが適正でしょ!」

ということだ。
私もそう思うしね。

「ねえ、ピス姉。避難、けっこうスムーズに行ってるように見えるんだけど、実際どうなのかな?」

「んー、どうだろ。でも、スムーズに行ってるとも思えるね。国民もパニックがないみたいだし・・・。」

この国の国民はきっと強いんだね。
そんなことを思う。
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