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【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第5章 「ボクの頼み」


セリシアside


「セリシアさんとやら。真剣勝負だからな。」

「もちろんです。」

ああ、やってやる。
絶対楽しい。

「では、引き続き、試合を行う。ルールはさっきと一緒だ。それと、金属器の使用は不可だ。」

金属器??
持ってないから関係ないか。

「では・・・はじめ!!」

「いつでもかかってこい。」

すごい自信。
勝てるかな、これ。
ちょっと・・・いや、かなり難しいかな。
でもいいし!!
やってみるだけ!!

「では、行きます!!!」

地面を一歩、強く踏み出す。
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