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【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第19章 戦争・・・?


セリシアside


「・・・何で隠れてんだ?」

「だって楽しいじゃん、こっちの方が!」

「何よ、アンタは別に来なくてもいいのよ。帰れば?」

「るせーな、ったく。」

なんだかんだ言いながらその後合流したピス姉の4人で水魔法を使って隠れている。
ピス姉と師匠はヤム姉に、私は自分自身の魔法で隠している。
なかなかうまいってほめられたのが嬉しくて浮き足立ちそう。

「っと、きたわ。」

全員一斉に黙る。
先頭はジャーファルさん。
なんか険しい顔をしてるように見えるけど・・・?
それに続いてシンドリアの文官・・・かな。
で、客人。
この人たちが、アルマニアの人なんだね?
まあ、ちょっといい感じの服を着てるようには見えるけど…。
・・・あれ?
相手は気づかないで私たちの目の前を通っていく。
その中で私は、真ん中の人物に目がいった。
その中で一番偉そうな人物。

「・・・。」

しゃべっちゃいけないのはわかってる。
だけど。
今の人。
私確かにどこかで・・・会ってる。
見たことがある。
他人の空似?
違う・・・。
理由なんてないけど、絶対・・・私はあの人を知ってる。
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