• テキストサイズ

【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第15章 休息。


ジャーファルside


「ああ、ついうっかり。気にせずどうぞ。」

このくらい言ったところで特に何もありはしないと思い言う。
シンは苦しそうに黙ったが、まあいい。

「・・・で?あなたはどうするつもりで?」

「だからよんだんだ。今までは、剣術、政務、剣術と言う感じだった。だが、魔法を入れるとなれば、変わるだろう。」

「そうですね・・・。」

彼女の意志にもよるが、彼女の本当の分野、魔法。
それはあった方がいい、そう考えているのだろう、シンは。

「剣術の方はどうなのです、シャルルカン。」

「基礎体力は前よりもつきました。すぐに息切れすることもなくなりましたし。剣術の方は、まだまだですね。前よりはよくなっていますが、技を習得できていない。おそらく見よう見まねで何とかなってたんでしょう、今までは。」

「ふむ・・・。時間はまだいるか・・・。政務の方はどうだ、ジャーファル。」

「なかなかですよ。おかげで仕事がいくらか楽です。ただまあ、お昼後はうつらうつらしてる時もありますが。」

「はは、まだ子供なのだな、きっと。さて・・・。ヤムライハ、お前はセリシアが魔法を発動した時見てたか?」

「残念ながら遠くで、見えませんでした。ボルグを発動させたことはわかりましたが。」

/ 511ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp