• テキストサイズ

【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第14章 ついに暴露。


デアルside



 次に、セリシアと俺の母親です。
 母は普通の人です。
 魔導師ではなく、キユノに住んでいた普通の女の子でした。
 それでも、これは何かの縁でしょうかね…?
 彼女の一家は、これまた部族でした。
 秘密裏に存在する組織だったそうです。
 命の民。
 それが彼女の部族につけられた名です。
 そしてこれまた、その中心となる巫女。
 それが母です。
 さらにこれまた女系で継ぐもの。
 なんでこんなに女系で継ぐのか訳がわかりません。
 でもまあ、命の巫女の母。
 それとヘルンスの巫女、ユキノ・・・。
 2人の血が、運命と言えるものが、セリシアにはあります。
 2つもの力を持つ唯一の巫女。
 歴史上存在したことがないであろう偉大なる巫女となる。
 それがセリシアと言えます・・・。
 ヘルンスの巫女の力は、呪術を解くものから、逆にかけること、色々あるそうです。
 その中には、周りの物から力を得ることもあります。
 いわば、マギに似た存在です。
 ・・・もっとも、それが事実かはわかりません。
 ユキノから、時が経てい過ぎですから。
 それでも、妖精であるシロナの力は勝手に、無条件で借りれるそうです。
 その力の扱いは、おそらく、セリシアに流れる血が記憶しているのでしょう。
 また、命の巫女の力。
 これまた厄介です。
 人の命を、運命を簡単に変えられる代物ですから・・・。

                                        」
/ 511ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp