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【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第14章 ついに暴露。


セリシアside


「・・・まあ、この通りセリシアも知らないことですよ。っていうか、俺の一方的な感じですけども。」

訳と言うわけがわからないよ?

「・・・3つ目。それは・・・セリシアを守ってもらうこと、です。」

・・・は??
なにそれ・・・??
ってか、私そんなに守られるべき人なの?
いや、だってそれなりに私強いと思うよ?
ボルグだってあるしさ・・・。

「シンドバッドさんがどこまで知っているかなんて知りません。もちろんほかのみなさんも。でも・・・。」

デアルは私の方を一度見てから、言う。

「セリシアが自分をどう思ってるかなんて知りません。けど、セリシアは本来守られるべき少女なんです。」

初耳だよ。
守られるべきって?
そんなに危険にあったことも何もないのですが。
守られてたからとでも言いたいのか??

「・・・また少し長くなりますけど、聞いてもらえますね?」

シンドバッドさんは、うなずいた。
八人将のみなさんもうなずいた。
もちろん、私もうなずいた。
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