【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第14章 ついに暴露。
セリシアside
「まあ、国に来て、想像とは全然違うことが理解できましたけど。」
だよね。
国のみんなは楽しそうだったし。
「それでも、と一応試させていただきました。察しが早いような鋭い人かどうかと。」
「ほー。で、どうかな?」
「察しは素晴らしいようですね。秘密も何もかも、簡単にばらけてしまいそうだ。」
…それってほめ言葉?
少し不信感があったものの、まあいいかと思い直すことにした。
「・・・で、3つ目は?」
「・・・セリシアのことです。」
「は?」
今度は私が言った。
ってか、始めに私は関係無い的なこと言ったくせに私のことって何!?
矛盾が感じられるのは私だけ!?