【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第14章 ついに暴露。
セリシアside
「七海の覇王ならぬ七海の葉王・・・とか、女たらし、現地妻の多い男、夫・・・。」
きまずそうに、必死にデアルが言う。
うん、つらいよね!!
なんかありがとう、私の兄!
「・・・はあ・・・やっぱり・・・。」
ため息を吐くジャーファルさん。
ああ、やっぱあたったんだ。
「ああー。」
「なるほどね、そう言われてみればそうだわ。」
「はー。」
「へえ、そんなものが。」
口々に言う八人将のみんな。
そして、シンドバットさんの反応は・・・。
「・・・。」
あ、眼が死んでる。
そりゃ、そうなるか。
「ええと・・・まあ、それが、もう一つの種類のです・・・。はい。」
ひどい噂だよね…。
事実かどうかはよくしらないけどさ。
・・・でも、事実だったら?
・・・今後シンドバッドさんを見る目が変わりそうだな…。