【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第14章 ついに暴露。
デアルside
「
で、俺が・・・12歳かな?
セリシアが9歳位の時だったと思うんですけど・・・。
魔法禁止条例は解かれました。
やっぱり、反論の人はいて。
5年・・・くらいの条例だったそうです。
それで、ほどかれてようやく俺は魔法の勉強ができるようになりました。
剣技はその時さっぱりやめようとしましたね。
実際その日から魔法の方に入りびたりでしたし。
で、セリシアの方も魔法の勉強をすることになりました。
剣技を行うときでも、時々ボルグが発動してしまってて。
やっぱり、魔法をコントロールできるようにしなきゃだめだな、ということで。
魔法禁止条例はボルグ以外を示していましたから、罰金も何もありませんでした。
不幸中の幸いってところでしょうね・・・。
で、マグノシュタット学院を卒業したといわれる魔導師に俺とセリシア、別々に魔法を教わりました。
俺はもちろん魔法の力を蓄えることができました。
で、セリシアも魔法の使い方をちゃんと覚えていきました。
ボルグの静止の仕方から、彼女の得意属性、命令式…。
もともと俺より優秀な奴なんですよね、皮肉なことに。
だから、結構すんなり覚えていきました。
その結果、彼女の得意属性は雷・・・。
雷の使い方をしっかり教わったらしいです。
・・・だよな、セリシア?
」