【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第14章 ついに暴露。
ジャーファルside
「ふー・・・。」
今日の分お仕事は、すべて午前中に終わらせなきゃいけないので、大変だ。
それも最近の2倍。
それを今必死に進めた。
「さすがに、疲れますね…。」
最近こっちにひっぱっていたので、剣技をやらせる時間が欲しいだろうから、午前いっぱい、彼女に休みを取らせた。
「それにしても、会議で顔を合わせているのに、顔を見たくなるなんて…。」
セリシアさんの顔を見たくなったのだ。
馬鹿としかいえない考えだと思う。
「休憩がてら、行きますか・・・。」
本当は進めたほうがいいのだが、このままじゃ集中できないだろう。
それなら、と見に行くことにした。
少しだけ、みたらすぐに帰ってこよう。
そう考えて。