【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第14章 ついに暴露。
セリシアside
さーて、私が話すのは何かなんて知らないけど、大半はデアルだし、関係ないよね!!
ってことで、体を動かそう!!
今日はシャルさんが午前中はつきっきりで見てくれるって言ってたし!
副政務官の方も休みもらったし!
最近剣術の方で上手くスケジュールが組めてなかったから、特別にくれたんだよねー。
ああ、そうそう。
お酒飲ませたことのお詫びにか、シャルさんってよんでもいいようにさせてもらった。
だって、そっちの方が親しみとかありそうだし、楽だもん。
「さーて、やるぞ、セリシア。」
「はい!!」
やる気ばっちりで、挑みましょー!
基礎体力は増やしたからね、多分。
前よりは長く続く・・・と信じたい。
「まずは一回、戦うか。そうだな・・・。つい最近、魔法バカがこんなもん作ってくれたんで、使ってみっか。」
魔法バカ・・・?
あ。
ヤム姉のことか。
「ほれ。」
そう言って投げてきたのは・・・剣と防具…?
「なんかよ、その防具にその剣がふれると、得点が入るんだってよ。その得点はこっちのボードに記録される・・・らしい。ここまでなら普通の道具なんだけどよ、この剣本物だから防具以外のところにあたってもいいように魔法でなんかなるらしいぜ。まさかあのバカの道具を使うとはな。」
「へー・・・。」
シャルさんの小言は無視。
っていうかヤム姉、そんなことしてたんだ。
・・・結界のこと調べてたらしいけど、それはどうしたんだろ?
「ま、とにかくやるぞ!」
「はい!!」