【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第13章 宴でのハプニング
デアルside
ジャーファルさんからすべてを聞いた。
とりあえず、ジャーファルさんを立たせた。
こうも正座されてても申し訳ない気持ちにしかならない。
さて、少し考えろ…。
~脳内~
『なあ、この人、まだ本気でかんちがいしてんのかね!?』
「そういうことになるよな。」
脳内でシロナと会話する。
こういうとき、シロナが憑りついていてよかったと思うときになる。
『いや、まてまて。おもしろすぎね?』
~終了~
そこまでしたところで、ジャーファルさんに声をかけられた。
思考は中断だ。
「えーと、すみません、ちょっとまってください。」
彼に背を向ける・・・。
何だこの人!!
面白すぎる!!
失礼だから笑わないけど、笑えるよ!?
『この人、馬鹿!?声あげて笑いたいんですけど!?爆笑なんですけど!?』
声を必死に、本当に必死に押し殺して笑う。
ああ、失礼すぎる。
なんかすみませんね、ジャーファルさん・・・。
やばい、笑いが止まらない!!