【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第13章 宴でのハプニング
セリシアside
「・・・。セリシア。お前、なんか大丈夫か??」
「え、何が?」
その後デアルとシンドバッドさんが合流したのだけど・・・。
「昨日、お前酒飲んだらしいじゃんか。」
うわ、もう知ってるのか・・・。
「ご、ごめん。」
デアル、なんでかそういうことには手厳しいところがあるんだよな・・・。
「お前、未成年なんだから飲むなよ。誰かに飲まされそうになったとしても逃げろって言ってるのに。」
「もうしないよ…。次は気をつけるもん。」
「なら、いいけど。」
・・・ってことは、もう知ってるのかな?
わたしとジャーファルさんがキスしたってこと。
うーん、あんまり知ってほしくないけどなあ…。
「というわけで、シャルルカンさん??もう飲ませないでくださいね?」
「お、おう・・・。」
なんか威圧されてるよ!?
あれ、デアルの方が年下のはずだけど・・・。