【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第5章 「ボクの頼み」
セリシアside
シンドバットさんに人払いをしてもらえた。
その部屋に行くと、二人きりにしてくれた。
「どうやら、本当に人払いをしてもらえたようですね。」
人の気配はかんじられない。
さて、話すか・・・。
「では、話させていただきます。もし、私が食客にさせてもらえなくても、させてもらえても、これから話す内容は、くれぐれも私が良いというまで内緒にしてください。」
「いいだろう。安心しろ。」
「ありがとうございます。質問は受けますので。」
「ああ。」