第13章 宴でのハプニング

セリシアside


「ね、どーゆーこと？？そういうって、なに？？」

「えー？だってそりゃねえ・・・。」

「普通はさ、ファーストキスとられたーとか、何でこの人！？とかなると思うんだけど…。」

「恥ずかしいって最初にそれ思うんだ、っていう感じ。実は嬉しかったんじゃないのー？？」

そういうことか。
ピス姉はすっごいにやけ顔で言うんですけど…。
って、ちょっと待って！！

「う、嬉しい！？」

「そーそー。実は、ジャーファルさんとできて嬉しいなー、とか思ってるんじゃない？？」

そんな、嬉しいって・・・！！
・・・。
でも、もしかしたら、そうなのかも・・・？？
だって、別に嫌じゃないし・・・。

「ほらほらー！！好きなんでしょ、好きなんでしょ！？」

「そうなの！？どうなの！？」

うー！！
そんな寄ってたかって聞かなくても…。

「わ、わかんないけど、別に嫌じゃなかった・・・かな？」

「キャー―――！！！」

「ほらぁ！！！」

口々に言うけど、そんなに面白いー！？