【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第13章 宴でのハプニング
それは昨日のセリシアとジャーファルがお酒を飲んだところから始まる・・・。
「ひゃぁー・・・。」
よくわからないけど変な声を出すセリシア。
「酒じゃんじゃんもってこい!!」
むしろ逆に酒を欲しがるジャーファル。
2人して性格が打って変わっていた。
「ちょ、ちょっと・・・。セリシア、大丈夫??」
「この馬鹿!!何セリシアにお酒飲ませてんのよ!」
ピスティはセリシアに寄る。
ヤムライハはシャルルカンに怒っていた。
「おーい・・・。ジャーファルー?」
「大丈夫っすか?」
「大丈夫ですか、ジャーファルさん?」
シンはちょっと焦ったように、マスルールはシンの隣から、スパルトスはジャーファルに寄って言った。
「にゃいよーう・・・。」(大丈夫、といいたい。)
「は?大丈夫に決まってるじゃないですか!それより酒だ!」
呂律のまわらないセリシア。
普段の姿からは想像もできないジャーファル。
2人とも本当に性格が打って変わっていた・・・。