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【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第13章 宴でのハプニング


セリシアside


「で?教えてくれるんでしょ??」

「うん、ジャーファルさんも無反応だったし。」

「え、ジャーファルさん??」

「うん、ジャーファルさん。」

「??」

なんでジャーファルさん??
あ、もしかして話に関係する人ってジャーファルさん?
でも、なんで女子で別?

「まあまあ。で?どこまで覚えてるの?」

「だから、お酒を飲まされたところまで。」

そこから先は本当になにもおぼえてない。
だからなんで自分の部屋にいたかも全く覚えてないんだよねー。

「じゃ、はなすよ?心の準備はいい??」

「え?う、うん。」

まさか心の準備なんて聞かれるとは思わなかった。

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