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【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第12章 信用問題。


セリシアside

「セリシアさん、そろそろ朝ご飯ですよ。」

「え?わ、明るい。」

ずっと書類を見ていたから、外がいつの間にか明るくなっていることには気が付いてなかった。

「んー、おなかすいた。」

朝ご飯と聞いておなかがすいていること気づく。
しっかしまあ、早いもんだね、時間って。

「お疲れ様です。」

「役に立てましたか?全然やってないような気がしますけど。」

「ひとつでもやってくれれば楽なものですよ。」

「ふーん・・・。」

でもほんと、ちょっとしかやれてない。
前の知力テストとかなんとかって、簡単だったんだね。
これらの仕事に比べると、違いがわかる。

「さて、仕事はまたあとで…。セリシアさんは剣技の後ですかね。」

「まあ、そうなりますね。」

昨日はシャルルカンさんにも迷惑かけたからね。
今日はちゃんとやろう。
・・・。
でもその前に服を着替えて行こう。
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