【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第12章 信用問題。
セリシアside
「で??秘密はいったいいつ暴露するわけ??」
「暴露ってねえ・・・。」
自分の部屋には戻らずに、デアルの部屋に行った。
「うーん、いつにしよう・・・。でも、俺はまだ信用してないんだよな。」
あー、そういう。
信用って大切だもんねー…。
「ふーん。まあ、私は別にいいんだけど。」
「あ、そう。」
『つーかさ、腹減らね??』
「減らねえ。」
「減ってない。」
『・・・。』
いや、すねないでよ。
すねる人間は一番めんどくさい・・・。
シロナは人間じゃなかった。
「もう少し待ちなよ。多分、1時間ぐらいでごはんだから。」
『い、一時間!?』
まあ、時間的にだけど…。
海賊軍のがどう片付くかによるかな。
「とりあえず、今日明日で話すつもりはない。」
ああ、信用問題ね。
銀行ですかっての。
・・・。(←一人で思ってあんまりおもしろくなかった。)