【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第12章 信用問題。
セリシアside
「・・・どういうつもり?」
おもいっきりじとめでデアルに問う。
「何が??」
「とぼけんなっツーの。あんどシロナでしょ、今の行動案だしたの。」
「正解でーす。」
今の行動案・・・。
計算されたものとしか思えない。
~数分前~
「そういやさ、セリシア。お前、海賊との戦いでへばってただろ?」
「えー、あ、うん・・・。」
隠す意味も何もないから、正直に答える。
「風邪とか、大丈夫か??お前、全力だしすぎてへばると風邪で倒れるんだから・・・。」
そういえば、昔もそうだったな。
へばると風邪をひきやすいのか、良く引いてたっけ。
数日で治ったけど。
「ほら、熱ないか確かめてやるよ・・・。」
そう言ってデアルは額どうしを合わせて体温を探る・・・。
「・・・ないでしょ?」
「そうだな。ま、これから先でどうなるかにもよるけど。」
~終了~