【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第11章 シロナ、デアル、秘密。
セリシアside
「初めまして、国王様。俺がデアルと言います。」
宮殿に行き、シンドバットさんのところに連れて行き、あいさつさせた。
「あの、シンドバットさん。この前言った、私の・・・この兄の話なんですけど…。」
「すいません、突然で。でも、俺がこいつの兄ということは秘密にしてほしいのです。」
ああ、よかった。
今のデアルは冷静。
テンションあがってちゃらい感じ、ではない。
「え??なぜだい??」
「ええとですね・・・。すこし面白い人を見つけたので、今からかってる最中なんですよ。」
そういうと、デアルはシンドバットさんに耳打ちした。
何を言ったのかは全く分からないけど。
「ほほう・・・。わかった、デアルと言ったかな?君が言うまでは言わないようにしよう。」
「ありがとうございます!」
あー、話が早くて助かる。