• テキストサイズ

【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第11章 シロナ、デアル、秘密。


セリシアside

その日はなんだか少しおかしく感じられた。

「なにか、変な感じしませんか??」

朝、ジャーファルさんに聞いてみた。
けど、返事はいたって普通。

「いえ、何も感じませんけど・・・。どうかしました??」

「いえ・・・。やっぱり、何でもないです。」

私の勘違いだろうか。
なんだか、いつもより今日はすこし変な感じがする。
シンドリアの空気に混ざって、なにか悪いものが潜んでいるような。
言葉では言い表せないのだけど・・・。
まあ、気のせいか。
いつも道理過ごそうと決めた。
だけど、なんか嫌な感覚は簡単には抜けてくれない。
走ってる最中は、気になっていたけど、時間がたつにつれて、すこしづつ忘れて行った。
というか、気にしないと心から思ったからだろう。
副政務官の仕事の時は、特に何も感じなくなっていった。
/ 511ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp