【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第10章 副政務官
セリシアside
「あ~~~~~~~~~~。」
疲れてベッドに体を投げ込む。
いつもよりは体の疲れは少ない。
けど、なんというか、週間になりつつある。
殺風景だった部屋は、ヤム姉とかピス姉によって着々と可愛くなっていった。
いろいろ持ち込んでくるんだよね。
ありがたいけど。
「はー、寝ようかな…。」
ご飯は食べたし、風呂には入った。(シャワーだけ)
「ふわぁぁぁ。」
あくびが出る。
まー、もう寝てもいいような時間だよね。
よし、寝よう。
そう思ってベッドに入る。
・・・信用、か・・・。
ジャーファルさんに言われた言葉が頭の中を回る。
私、みんなのこと、信用できてないのかな??
そんなことはないと思ってたんだけど。
でも、秘密を言ってないんだもん・・・。
話すべき…かな・・・・。
けっきょく、睡魔に負けて寝てしまった。