• テキストサイズ

【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第10章 副政務官


セリシアside


「お前さ、副政務官になったんだって??」

「はい。」

剣技の休憩中、シャルルカンさんが聞いてきた。

「お前、よくやる気になったな。」

「え??」

「だってよ、ずっと机に向かってるのって疲れんだろ。」

「まあ、疲れましたね。」

・・・あれは気疲れがすごいんだろうね。

「だろ?ま、引き受けたんだったら、頑張れよ。」

「はい!」

「さて、やるか。」

「お願いしまっす!!」

さっきまでやっていた剣技をやるのだ。
実演と言うか、実戦で使うようにやる。
見よう見まねじゃ、そのわざを100%ものにはできないからね。

「よーい・・・スタート!」

掛け声で試合を始める。
前よりも、長く息が持つようになった気がする。
2日間って、案外大切なんだね。

/ 511ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp