第6章 2nd Night 【ルカ・クレメンス】※R-18
クレイドルに来て、抱かれるのはルカが三人目。
レイアにとっての経験も三人目となるが
男性の『中心』をまじまじと見つめるのは
初めてのことだった。
(なんか…思っていたより……大きい)
ルカの、そびえ立つような『武器』は
先端から透明な雫が僅かににじみ出ている。
(これ…舐めていいのかな)
ためらいながら見つめていると、ルカが促してくる。
「……少しずつ、舐めてみて」
「うん……」
レイアはその雫をすくうように、舌の先端で少しずつ舐めていった。
「あ……」
ルカが僅かに震える。
レイアは丁寧に舌でなめながら
その範囲を徐々に下へ広げていく。
「……んん…」
(…どうしてかな……ルカの声を聞くと…)
ルカが僅かに漏らす声や吐息を聞くたびに
レイアは自分の身体に甘いしびれが走るのを感じた。
「……レイア…くわえて、欲しい」
「ん……」
レイアはルカの要望通り、唾液と雫の絡んだルカ自身を大きく咥えこんだ。
「……んぁっ……」
ルカの腰がびくん、とはねる。
(ルカ…気持ちいいのかな)
ぬるぬるになったモノを、レイアは上下に頭を動かして出し入れしていく。
「……レイア…すごく、上手…」
ルカの呼吸が乱れているのを感じるだけで
なぜかレイアは自分も乱れていく感覚になっていく。
「ねぇ……こっち、向いて?」
ルカにそう言われ
立っているルカの方をそのまま見上げる。
くわえたままのレイアと目が合い
ルカは顔を赤くして眉根を寄せる。
「……やっぱだめ…それは反則…っ」
目を逸らしてそう言うと、ルカはそのままレイアの頭を軽く手で制して終わりの合図を出した。
「ありがとう…すごく気持ちよかった」
ルカはそのままベッドに腰掛けると
「……ここに来て…レイア」
向かい合ってルカの上に座るよう促した。
「え…ここ?」
「うん……」
レイアは恥ずかしそうにしながらも
ルカと向き合うように腰掛けようとする。
「ゆっくり、腰、落として」
そう言われ、ルカの首に、自然とつかまる。
ルカは沈み込むレイアの腰元に己をあてがった。