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【イケメン革命】月小屋へようこそ【R-18】

第6章 2nd Night 【ルカ・クレメンス】※R-18



顔を染めながら戸惑うレイアに構わず
ルカは水音をたててレイアの指を舐めしごいた。


やがてその唇を離すと
熱っぽい瞳をレイアに向ける。


「……もっと…教えて欲しい、あなたを」


「……あ…」


ルカはレイアの手を取り、甲にくちづけた。
そのまま軽く手を引きながら手首や腕に水音を立てて唇を落とす。


「……ル、ルカ……あ…」


ルカは口づけを降らせながら腕を引っ張るので
レイアは立ち上がり、テーブルに身を乗り出す。

「ちょ……ちょっと……ま、待って…」


慌ててバランスを取り直そうとした瞬間、ルカは目にも止まらぬ速さでレイアの胸元のリボンに指をかけた。


「あっ……!」


リボンを解く衣擦れの音が響いたかと思うと
編み上げられていた胸元がゆるむ。


その瞬間、あっという間にルカに間合いを詰められる。


息を呑むレイアの両肩を掴み、吐息のかかる距離にまで迫る。


「……胸が弱いって………聞いたんだけど」

「えっ?!」

「………ここ触られるの、好き?」

ルカはそう言って、緩んだ胸元に指を引っ掛ける。



(ええっと……)


悩んだ末に、ルカの少し潤んだ瞳を見つめてレイアは尋ねた。


「ルカは…女の人の胸は……好き?」

「えっ」

ルカの顔が僅かに染まる。


「………好き…だけど」


「ルカのしてほしいことは、何かな」


ルカを見つめていると
自分が無理やり抱かれるという現実を忘れてしまう。

どうしてもルカに喜んでもらいたい。

ルカの望むことをしてあげたい。




そう思ってしまう。




「いいの?レイア…そんなこと言って」

「あ、えっとその………」


言い淀みながらレイアは続ける。



「なんか…ルカにしてあげたくて……変かな」

「あなたは……優しいね」


ルカはふっと笑みを落とすと

「じゃあ………」

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